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2004年 08月 03日
新宿の地下社会
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画像は、新宿の「タイムズスクエア」と「NTTドコモ代々木タワー」。

何度行っても、新宿駅の仕組みは不可解。
いつもどこかで工事をしていて、ただの西口・東口では飽き足らず
中央東口だのなんだのと言い出すばかりか、
ルミネ(JR系駅ビル)が1と2の二つに分かれているにもかかわらず、
平気でルミネ口なんて名前が付されている、の謎。
南口とは別の「新南口」が幹線を挟んで二つに分かれていたり、
小田急やら京王やらの鉄道と、その系列百貨店が複雑に入り組み、
もうこれはわざととしか思えない作為ぶり。
何度歩いてもラビリンスな、すり鉢状街区「渋谷」と同レベルです。

それでも何となく、感覚としては解り掛けているものの。

新宿エイサー祭りに沸いた、週末の新宿。
その流れを「大沖縄展」にぶつけた、伊勢丹新宿店。
アララはゆし豆腐を食べた。

それはともかく、この路上パフォーマーがいるエリアが「東口」だと認識している。
東京では路上パフォーマーが都の資格制になっていて、
とは言え路上ではまずいので公園で公演することになっている模様。
「ヘブンアーチスト」と呼ぶらしい。
東口の彼らは資格とは関わりなく面白い。
どこの誰なのか、不思議なところもあるけれど。
それがまた興味をそそる。怪しいくらいが丁度いい。

怪しさにかけては都内屈指の歌舞伎町を対岸に、
新宿通りには、旅行中と思われる東南アジア人グループが目立った。
何を話しているのか判らないのが、残念。
「サブナード」という地下街は、看板こそ見ていたものの、
実に入って見るのはこれが初めてであった。
これまでサブナードだと思っていたのは、ただの地下通路だったのだ。

さらにその下へ下ると、そこには外国人の目立つ地下街があり、
日本語と外国語が併記されているのに気づく。
探しに来たエスニック料理店は行方不明。
地上よりもクリーンな印象の地下社会。

思えば、上野にも「地下社会」があって、
新宿と比較にならないほど「アジア」であった。
缶詰、洗剤、米、ゾウモツ、みんな東~東南アジアのもの。
明らかにその地下マーケットは、日本人割合が低かった。

ところで、外国人といえば都ではよく見かける大使館ナンバーの車。
以前はフォーマルな外国人ばかり乗っている印象があったものの、
最近はなぜかそうではない。
ラフな格好のジャパニーズガールズが大挙して乗り込んでいるのを見たし、
今日は若葉マークを貼って走っていたので、思わず逃げた。

あの車は、保険には入っていないんだそうです。
by tokyometropolis | 2004-08-03 00:42 | 都の光景


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